ご挨拶

炎症性腸疾患は、内科医、小児科医と外科医が協力しながら治療を継続していく疾患です。内科治療の選択肢は増えましたが、一定の割合で手術が必要となる患者さんがいます。内科治療で状況を打開できない場合には、手術を受けることで、入退院を繰り返すことなく学校生活や社会生活を快適に過ごすことができるようになります。

最近では、体に優しい腹腔鏡手術を積極的に取り入れており、小さな創で同様の手術が行えるようになりました。手術は内科治療の失敗ではなく、内科治療との組み合わせを夫々の患者さんの状態に合わせて行っていく時代になったといえます。
炎症性腸疾患の手術は難易度が高く、専門的な知識と技術が必要です。質の高い治療(専門知識と技術)を炎症性腸疾患の患者さんに届けること、炎症性腸疾患外科専門医を育成することを目的に炎症性腸疾患外科が設立されました。

以下の2つが炎症性腸疾患外科の基本方針です。
・患者さんの日々の生活スタイルも考慮しながら、病状に最も適した質の高い治療を提供します。
・潰瘍性大腸炎、クローン病に対しては、国内有数の手術経験と実績をもとに腹腔鏡手術など体にやさしい安全な手術を提供します。また、クローン病では手術方法の工夫(腹腔鏡、吻合方法、狭窄形成術など)と手術後再発予防プログラムで再手術を防止します。

炎症性腸疾患でお困りのかたはお気軽にご相談ください。

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土曜 / 10:00~11:30(第3土曜日を除く)

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